世界最先端 5nm ディープラーニング向けAIプロセッサ『GOKU』
第1段階 プロトタイプが完成し、特性検証を実施しています。2020年中に量産製品により近いプロトタイプを完成させ、2021年の量産化を目指しています。販売先は世界中のデータサーバー、ディープラーニングセンター向けの設備・機器を製造するメーカー等となり、既に複数企業との協議が開始されています。
<特長> 世界最先端 5nmプロセスを採用、従来比 10倍の電力効率
従来の製品(プロセス:12nm)に比べ、同等性能に対して消費電力を10分の1に削減させることを目指しており、既存製品では考えられなかった低電圧での動作が特色となっています。
<特長> 多数の演算ユニットをつなぎ合わせる設計
人間の脳におけるニューロン同士を複雑にシナプスがつなぎ合わせている構造と同様に、ディープラーニング向けAIプロセッサでは、より多くのより複雑なコア間通信が重要であるとされています。
『GOKU』は独自の回路設計技術を活かして小さな演算ユニットを、できる限り大きな1つのダイに数多く並べることで演算ユニット間の通信(インターコネクト)帯域をできるだけ確保する設計が施されています。
人の脳にまた一歩、近づくことを目標に設計しています。
( ※画像は完成予想イメージです。実際とは異なる場合があります )
<参考> GOKU 性能表(設計ターゲット)
プロセス |
5nm |
消費電力 |
100 W |
ピーク性能(半精度) |
1 PFLOPS (1,000 TFLOPS) |
電力効率(半精度) |
10 TFLOPS / W |